2019/11/04 fjysadmin

東京都写真美術館「至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16」に参加しました

2019.11.04

至近距離の宇宙
日本の新進作家 vol.16

東京都写真美術館 2F
2019.11.30(土)—2020.1.26(日)

 

「日本の新進作家」は、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘し、新しい創造活動の展開の場として2002年より開催しています。第16回目となる2019年度のテーマは「至近距離の宇宙」です。 一般的に世の中では、家を出ないこと、遠くに行かないこと、広い世界を見ようとしないことは否定的に受けとられ、様々な国々へ出かける活動的なことは肯定的にとらえられる傾向にあります。その一方、近年では、インターネットで世界の隅々の風景を見ることができ、世界中のものを出かけることなく手に入れることができるほか、VRやホームシアターなどによって家にいながらリアルな臨場感や没入感を持って映像体験ができるなど、どこかに行かずとも何でもできることを、グローバル化とともに人々は積極的に受容しています。本展では、はるか遠い世界に行くのではなく、ごく身近な身の回りに深遠な宇宙を見いだし作品を制作する6名の作家をご紹介します。

開催期間:2019年11月30日(土)-2020年1月26日(日)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日から1月1日) ※1月2日(木)と3日(金)の開館は18:00まで。
料金:一般 700(560)円/学生 600(480)円/中高生・65歳以上 500(400)円

※( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポートご提示者(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料/1月2日(木)と3日(金)は無料/1月21日(火)は開館記念日のため無料。
※各種割引の併用はできません。

 

東京都写真美術館
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL 03-3280-0099

19 1月 2025

高松市美術館 1F図書コーナーにて個展「かさなるひかり」を開催します

  かさなるひかり - Layered Lights - 高松市美術館 1階図書コーナー 2025.1.21(火)—3.16(日) - 展覧会概要 -  藤安 淳(ふじやす じゅん/1981年東京都生まれ)はこれまで、双子である自身と弟の全身のパーツを接写し対比させた処女作《DZ dizygotic twins》(2007)、時間と記憶をキーワードに同様の手法で父親を撮影した《34》(2009)、さらに他の双子を各々の部屋や思い出の場所で撮影した《empathize》(2012)を発表し、双子であることから浮かび上がるアイデンティティや他者との関係性を探求してきました。  本展では、これまでのシリーズとは異なる手法で撮影された《Layered Lights》を図書コーナーに展示します。タイトルにも含まれている「光」は色や明暗、陰影を生み出し、その働きによって私たちは対象を知覚できます。光なくして写真も存在し得ません。藤安は、この視覚の根源的な要素である光を通じて、「見ること」や「在ること」の意味を問い直します。  また、本は私たちの思考や感情に深く関わる存在です。光と本は、それぞれ違う方法で私たちが世界を理解するための手がかりといえるでしょう。これら二つの要素が織りなす展示空間では、一見、それぞれ独立しているように見えますが、互いに影響し合うことで新たな関連性や意味が浮かび上がります。こうした変化が「存在」に対する観る者の認識や感覚に揺さぶりを与えることでしょう。私たちは物事を一面的に捉えがちですが、重層的な色彩を見るなかで、その本質に触れる視点を得られるかもしれません。…

23 8月 2023

京都・KOUSAGISHA GALLERYで個展を開催します

かさなるひかり - Layered Lights - KOUSAGISHA GALLERY 2023.9.6(水)—10.1(日)   - 展覧会概要 - このたびKOUSAGISHA GALLERYでは、藤安淳の個展「かさなるひかり」を開催いたします。 藤安は、双子である自身と弟の全身のパーツを同じフォーマットで撮影した処女作〈DZ dizygotic twins〉、また「時間」をキーワードに同様の手法で父親を撮影した〈34〉、そして他の双子を各々の部屋の中もしくは思い出の場所で個別に撮影した〈empathize〉と、それぞれのシリーズにおいて一貫して「他者との関係性」をテーマに制作し発表してきました。 今回の展示では、「事物の連関性」を自らの手で作り出し、何かが「在る」ということ、そしてそれを「見る」とはどういうことかを改めて問い直す新作を発表します。   -…